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2024/04/20（Sat）01:35
いつも
こう
考えていた。
「俺が死んだところで何も変わりはしない」
と。
しかし
彼は
自分の
生に
絶望
しているわけでも
諦観
している
わけでも
なかった。
そうではなく
彼は
ある種の
達観
を
得ていたに過ぎない。
彼は
愛
や
死
そのもの
の
概念
を
理解
しても
「愛」
や
「死」
という
言葉
の
意味
を
理解
しようとは
しなかった。
彼に
とっては
言葉
とは
単なる
形骸
であり、
意味の
ないもの
だった。
「愛してる」
と
言われても
「死ね」
と
言われても
彼には
さして
違いは
なかった。
「言葉は存在の影に過ぎない」
彼は
いつも
一人
で
こうつぶやいた。
彼の
唯一の
悩みは
自身が
その
影の中
でしか
生きられない
ことだった。
「意味」
という
言葉、
概念
自体が
彼には
空虚
だった。
彼は
言葉
や
意味
に
頼らず
生きて
いたかった。
しかし
彼は
知っていた。
言葉
の
ない
世界も
意味
の
ない
世界も
結局
言葉
や
意味
に
よってでしか
実現
しえない
ことを。
そして
己を
全て
無
にしてしまった
先に
その
世界
が
あることを。
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無題
2009/04/28（Tue）01:28
Ｂ氏は特に難しいですがＡ氏はよくありそうな
他人の苦痛を背負うことでそんな自分を見た誰かが苦痛に思う・・・そんな愛される人間になりたいものですねぇ
No.1｜by シーザー｜
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