よい子の皆さん
ミドリの独白
の
時間が
やってまいりました。
以下
いつもどおり
「」ミドリ
()はぐるまの心の叫びで
お送りします。
「あーあ退屈」
「今日ははせっかくお休みだからはぐるまと遊ぼうと思ったのに」
「「俺に休日はねぇ」とか言って本読んだりそつろん、だっけ?とかやったりして全然遊んでくれないんだもん」
「最近全然遊んでくれなくて寂しいなぁ。ダイブの回数も少なくなってきたし」
(うう、ごめんなさい。でも本当に結構しんどい時期なのよ?締め切りまであと二ヶ月くらいしかないし)
「でもはぐるまもがんばってるしわたしも我慢しなくちゃね」
(すまん、ミドリ。卒論終わったら沢山遊んでやるからな)
「でもはぐるまったら、そんなに忙しいのに最近miuちゃんのところのkimamaさんとなにか楽しそうなことはじめたんだよね」
(ギクッ)
「そんな時間があるならわたしと遊んでくれてもいいのに」
(あいたたた・・・)
「たしか『かざぐるま』っていう同人誌でタンカ作ってるんだっけ?」
(そうです。はい。)
「うーん、タンカかぁ・・・」
ミドリはあごに手を当ててなにやら考えている。
(もしかして短歌を考えてるのか?)
「うーん、タンカって何だっけ?」
(ドテッ)
←づっこけ音
(え~!?そこ考えてたの?そういえばやつはイカ墨食べて肌が黒くなったって言ったら信じた女だからな)
「あ、そうだ!確かはぐるまがおっきい辞書持ってたよね。あれで調べてみよう」
ミドリは近くのラックから分厚い辞書を持ってくる。
「おおじばやし・・・でいいのかな?あはは、変な名前」
(だいじりんです。はい。大辞林です。はい。)
(というかミドリってこんなアホキャラだったかしらん?でもまぁこのほうが
ネタに・・・ゴホン。次に行きましょう)
「タンカ、タンカ・・・あ、あった!」
「なになに、啖呵・・・喧嘩や口論のときに相手に向かって言う威勢のいい、鋭い言葉、か。」
(いやいやいやいや)
「えー?こんなの作ってて楽しいのかなぁ?」
(作ってませんから。どんな同人誌ですか、それ。)
「てやんでぇい!こちとら江戸っこでぇい!とか言ってるのかな?おとといきやがれ!とか?」
(いや、微妙に違うような。てか古いなチョイスが。)
「やっぱり、この桜吹雪が目に入らねぇか!かな?」
(なにがやっぱりですか。遠山の金さんかよ。)
「うーん、やっぱりこれじゃないかなぁ~」
(もっとはよ気づけ)
「じゃあこれかな。担架・・・病人・負傷者などを乗せて運ぶ道具。うーん。雑誌をテープかなにかで張り合わせて作ってるのかな?」
(いや、まぁ確かに雑誌でタンカ作ってますけど。意味が違うよね。意味が。)
「でもこれじゃあすぐ壊れちゃいそうだから、これも違うのかな?」
「次は、炭化・・・有機物質が、酸素の少ない条件化で加熱されたり、硫酸などによる強力な脱水作用を受けたりして、あるいは微生物の働きによって分解し、炭素分に富んだ物質になること。・・・???」
(????)
←高校時代唯一科学で一回だけ赤点取った男。
「うーんと、えーと、単価、単科、単果、丹花・・・あ!多分これだ!短歌・・・和歌の一体で、最も普通の歌体。五七五七七の五句三一音を原則とする。」
(そう。それです。やっとです。)
「ふーん、はぐるまこんなの作ってるんだ。五七五七七の言葉で歌を作ればいいのね」
(なんか、やな予感が・・・)
「うふふ、早速一個思いついちゃった」
おやつどき アイスクリームに プリンにケーキ チョコにクッキー あられにおかき
(やっぱり。それ短歌じゃないから。食べたいもの列挙しただけだから)
「よーし、次はねぇ」
あいうえお かきくけこここ さしすせそ なにぬねののの はひふへほほほ
(すでに単語ですらない。幼稚園でもそんな歌は作らんぞ?)
「あはは、短歌っておもしろーい!」
(そんだけはちゃめちゃなら、おりゃおもしろいでしょうよ。それが短歌ではないことを除けばね)
「うふふ、わたしも今度作った歌を『かざぐるま』に乗せてもらおーっと♪」
(無理です。短歌でないものは載せられません)
「次はどんなのにしようかなぁ・・・」
(ミドリさんはすっかり短歌(?)にはまってしまいましたとさ)
戯言を 短歌と言えり 我が娘 まみむめももも ぱぴぷぺぽぽぽ
終
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無題
2007/09/24(Mon)20:03
範囲は、恐らく…物質の三態か、溶液の辺りと予想…。それとも、有機かな?
ミドリちゃん、最近お暇してるんですか~?
なんなら、家のお嬢様と何処かに行ってみませんか?
ミドリちゃんと一緒だったら、きっとあの方向音痴も大丈夫だと思うんです。
No.1|by 人也人道樂|
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