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じゃばじゃば日記

完全自立ツッコミ型自己愛ブログ

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2017/11/23(Thu)09:07

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所感

2013/11/08(Fri)21:50

『沈黙』 遠藤周作 著

何も考えずに

読み終えると

タイトル通り

神は人を救わない。

沈黙を貫く。

それどころか

そもそも

神の存在とは・・・

という

一見反キリスト教的な

作品と

みられてしまうかも

しれない。

もちろん

遠藤自身も

神の救いと

存在については

悩むところは

多かったと

思う。

しかし、

作品の

主題として

根底に

あるのは、

やはり

神への

信心と

それによって

もたらされる

救いである。

おそらくだが、

遠藤自身も

存在証明的な

意味で

神の存在を

肯定しようとは

していないように

思う。

作品の中にも

描かれているが、

窮地に立たされた

信徒にとって

神の否定は

イコール

自身の命と

世界全体を

含む

全ての否定となる。

消極的な

言い方だが、

絶望的な

状況の中で

これで

神の存在が

否定されれば

あまりにも

救いがなさすぎる。

どのような

困難であろうとも

神を信じていれば

必ず

救いに導かれる

と、

そう思わなければ

とても

自分を

保つことが

できないのである。

皮肉な

話だが、

神を信じるがゆえに

絶望に立たされ、

神を信じるがゆえに

その苦しみからも

逃れることもできない。

もちろん

現代社会では

キリスト教の

信徒が

このような

弾圧や迫害を

受けることは

まずないだろう。

しかし、

この世界には

神の善意・完全性

では

説明できない

人間の

醜さが

あふれている。

それでも、

どんなに

混沌とした

世界でも

絶望的な

状況でも

真に

神を信じる者に

救いは

あると。

それは

一見

神に背いた、

そうせざるを得なかった

人間の

中にも。

遠藤の

主題は

まさに

そこだったのでは

ないかと、

思う。
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No.1043|ひとりごとComment(0)Trackback

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