2012/11/13(Tue)19:25
サトウハチロー
という
名前には
少なからず
思い入れが
ある。
小学校の
体育館。
舞台の
横の壁に
大きく
貼り出されている
校歌の歌詞。
その
作詞者の
ところに
ひときわ
目立つ
サトウハチロー
の
カタカナの
名前。
子供の
時分
は
なんとなく
カタカナの
名前が
めずらしい、
というよりは
変な名前
だなぁ。
という
感想を
もって
体育館の
歌詞を
眺めていたものだ。
窓です 窓 窓
から
始まる
その歌詞は
慣れ親しんだ
自分たちから
すれば
それが
普通なのだが、
初めて
聴く
人からすると
珍しい歌詞だね
と
よく言われた
ものだった。
確かに
言われてみれば
窓です 窓 窓
というのは
校歌にしては
少し
童謡的
な
雰囲気が
強い
気がする。
しかし
小学校
を
卒業してから
早
15年
が
経っているが
いまだに
歌詞を
覚えている
というのは
それほど
印象に
残っているのだろう。
ま、
中学・高校の
校歌
も
覚えているんだが
やはり
小学校
の
校歌
が
一番好きだ。
何より
歌詞が
素敵だ。
小学生
の
頃も
歌詞が
いいとは
思っていたが、
今
読み返してみると
さらに
その素晴らしさが
わかる。
本当に
子供たちの
未来の
輝きを
願って
作った
歌なのだと
いうのが
とても
よくわかる。
そんな、
サトウハチロー。
彼は
元々
詩人
である。
そのことを
知ったのは
小学校を
卒業してからだが。
今までも
本屋等
で
サトウハチロー
の
書籍を
目にしたことは
沢山
あるのだが、
実際に
手にしたことは
なかった。
それが
今日
たまたま
本屋で
ふと目についた
サトウハチロー
の
「おかあさん」
という
詩集を
何の気もなしに
手に取って
開いてみたのだが、
とても
感動して
衝動買いしてしまった。
三巻セット
で
決して
安くは
ないのだが。
買うときは
全く意識して
いなかったのだが、
家についてから
昨日の
未明に
亡くなった
父方の祖母
の
ことが
無意識に
働いていたのかな、
と
思った。
明日
明後日
葬儀のため
茨城
まで
行ってまいります。
母と
子と
また
その
子供と。
サトウハチロー
の
願った
光を
少しだけ
胸に
抱きつつ。
最後に。
詩 サトウハチロー
曲 松田 トシ
世田谷区立 弦巻小学校校歌
窓です 窓 窓 ならんだ窓です
毎朝呼びます まねいています
勉強してると 光や風が 見に来る窓です
おお その窓の
たのしい母校 その名は 弦巻
弦巻 弦巻小学校
本当は5番まで
あって
そのどれも
素晴らしいのだが
1番だけ。
まわりの
同級生も
この校歌が
好きな
子が
多かった気がする。
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No.863|ひとりごと|Comment(0)|Trackback