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2025/07/15（Tue）23:06
では
ない。
僕は
自分を律することも
他人を救うことも
世界を見渡すことも
できない。
それでも
本当に
この世界
の
苦痛と
喜びを
もう少し、
もう少し
だけ
みんなで
分かち合えたら
と
思う
時が
ある。
いや、
もしかしたら
どんなに
短くても
人が
一生に
感じる
幸福
の
総量
は
決まっていて
皆
同じ
バランス
を
持っているのかも
知れない。
でも
そんなことは
僕には
わからない。
僕が
知っている
幸福
は
いつだって
僕の
手のひら
の
中にしか
ない。
どうして
まっすぐに
道を
歩んでいる
人間
が
貧乏くじ
を
引かなくては
ならないのか。
僕が
いま
仕事
を
して
不自由なく
生活を
していること
自体に
他人の
不孝が
含まれて
いるの
だろうか。
僕は
いつでも
手を
振り上げる
だけで
その手を
降ろせないで
いる。
それでも
僕は
あなたが
悲しみ
に
目を
閉じたら
きっと
この
世界を
許すことが
できない
だろう。
そんな、
独りよがりの、
世界。
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