あれから
ミドリは
いなくなって
しまった。
なにもかもが
からっぽ
だった。
水も
風も
緑も
色は
褪せ、
音は
薄れていった。
命すらも
からっぽ
だった。
なぜ
あの時
追いかけることが
できなかったのか。
自分でも
わからなかった。
結局
あのときから
自分は
何一つ
変わって
は
いなかった。
臆病で
わがままな
自分。
なにが
「ミドリのため」
だ。
なにが
「ミドリの幸せ」
だ。
結局
俺は
ミドリのことなんて
これっぽっちも
見ちゃ
いなかった。
見ていたのは
自分だけだった。
もう
これで
なにもかも
終わって
しまうんだろうか。
すべてを
風化させる
時の
流れに
身を任せて・・・
???「やれやれ。あんたって本当になさけない男ね」
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2008/02/29(Fri)22:40
何やってるの???
風化させるとか・・・
ミドリちゃん何処・・・?
RT同人誌『美美飾り』 ・・
No.1|by Masako|
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